シャープの太陽光発電

今でこそ各社がこぞって開発販売を行っている太陽光発電ですが、シャープには太陽光発電に取り組んで50年以上の歴史があります。
電気を消費する家電製品を作るシャープにおいて、そのための電気を作る会社でありたい、と考えたのが、太陽光発電システムの開発を手掛けた原点のようです。
家電メーカーの中でも太陽光発電システム歴の長いシャープに、今回はスポットを当ててみましょう。
1959年に太陽電池の開発に着手し、1960年には太陽電池付きのトランジスタラジオの試作に成功しました。
その後1963年には業界を先駆けて太陽電池の量産化に成功し、1976年には業界初の太陽電池付き電卓が発売され話題を呼びました。
住宅用の太陽光発電システムを商品化したのは1994年のことで、2011年末には太陽電池の類型出荷量として5.5ギガワットを達成しています。
この量は住宅用の4KWシステムに換算すると約137万5千件分に相当するそうです。
千葉県の銚子市には既に設置から20年以上経過している大型太陽光発電システムもあり、その実績や経験に基づき、非常に厳しい品質管理や検査を行っている所にも特徴があります。
日本は梅雨や台風、湿度の高さ等、気象条件が様々に変化し、屋外に設置される太陽光パネルは過酷な環境にさらされます。
だからこそ、シャープでは耐久性に着目しており、長期に渡る耐久性を確保するための各種の品質試験においては、日本のJIS規格や国際規格のIECよりも、厳格な基準で審査し、それをクリアした製品だけが市場に流通します。
シャープが提案する効率のよい太陽光発電システムは、システム全体でより多い発電を目指しています。
太陽電池モジュールは、様々な形状・サイズの屋根で効率よく発電できるよう、通常サイズと狭い隙間にも設置可能な小さなサイズの2種類が用意されています。
太陽光発電で発電した電気を家庭で使える電力に変換するパワーコンディショナは、屋根面ごとに変換できるようにすることで、変換時の電力ロスを抑制しています。
一般的なパワーコンディショナでは全ての面をまとめて電力変換します。
この場合、日当たりや設置面積の違いから面ごとに発電量がことなるため、せっかく発電した電力を無駄にしてしまうことがあります。
そこでシャープは、面ごとに効率よく最大電力を変換し、作った電力を無駄にしない仕組みを整えているのです。


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